薄板軽量形鋼造の構造計算は、①建築基準法施行規則第1条の3第1項第一号ロ(2)に基づく国土交通大臣認定（以下、1条3認定）の取得時に大臣が指定した構造計算の計算書をご利用頂く場合や、②小規模で平成19年国土交通省告示第593号に示された条件に適合し、薄板軽量形鋼造告示及び薄板軽量形鋼造建築物設計の手引き第2版の内容に則り耐震設計ルート1による場合、構造計算適合性判定を不要とすることができます。
薄板軽量形鋼造建築物設計の手引き第2版の内容は、一般の実務設計者にとっては必ずしも理解が容易でない部分もあるため、当協会は、構造計算適合性判定が不要な許容応力度計算を基本とするルート1に従う設計手順をチェックリスト形式で追うことにより簡潔に欠落なく設計が出来る「薄板軽量形鋼造ルート1設計チェックリスト」及び「薄板軽量形鋼造施工マニュアル」を整備しました。
耐震設計ルート1による薄板軽量形鋼造建築物の設計・施工の際にお役立て下さい。
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