プライベートと家族、 どちらも尊重できるスチールハウス。
もうひとつ、Kさんがこだわったのが家の間取りでした。玄関を入るとすぐにリビングで、その奥がキッチン、天井は吹き抜けでリビングとキッチンの境目のあたりに壁に沿って階段を設けました。 「この間取りだと、子供が家に帰ってきて2階にある自分の部屋へ行く時に必ず家族がいるリビングを通ることになります。子供部屋は、吹き抜けに面した部分の壁に広い開口部を設けてあるので、2階と1階とでお互いの気配を感じることができます。プライベートも尊重し、空間が続いていることで家族の一体感も持てる訳です。柱を用いず、間取りの自由度が高いスチールハウスだから実現できたことだと思います」
奥様が驚かされたのは、光熱費だとおっしゃいます。 「以前のアパートは、お風呂と流しがガス、暖房が灯油であとは電気でした。ウチは結構夜遅くまで起きているので、光熱費が馬鹿にならなかったんです。ところが前よりもずっと広いこの家は、オール電化にして、ソーラーシステムを備えたこともあって、かなり光熱費が安く済むんです」 |